prevent 歯を守るなら、治療より予防です
歯科治療はできてしまった虫歯や歯周病に対してとても重要なものですが、残念ながらどれだけ高度な治療もダメージを受けた歯や歯ぐきを元に戻すことはできません。つまり歯を守るには、虫歯・歯周病を発症させない「予防」が大切になるのです。
つくばの歯医者、ヨークベニマルつくば竹園店内の「あきづき歯科」の予防歯科では、症状が現れてからの治療ではなく、症状が現れないようにする予防に力を入れています。虫歯・歯周病はメカニズムが解明されている、予防が可能な病気です。予防歯科で、大切な歯の寿命を延ばしましょう。
遅れている日本の予防意識
実は日本は、欧米の歯科先進国に比べて予防意識が大きく遅れをとっているのが実状です。予防意識の高い国では定期検診に通う習慣が当たり前のように身についているのに対し、日本では未だに、悪いところが現れてから歯医者に行くという方が多いのです。
次の表を見ると、その違いは年齢を重ねてからの残存歯数に直結しているのがわかります。
国名 | スウェーデン |
日本 |
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予防歯科に取り組んでいる割合 | 69.3% | 26.2% |
70歳の残存歯数の違い | 21本 | 16.5本 |
※2014年5月発表のライオン株式会社によるオーラルケアに関する意識調査より
※表は左右にスクロールして確認することができます。
いつまでも自分の歯で食事が楽しめれば、QOL(クオリティ・オブ・ライフ=人生の質)は大幅に向上します。定期検診、今から始めませんか?
予防のメリット
予防には、患者様の3つの負担を軽減できるメリットがあります。
Merit 1 虫歯・歯周病の リスク軽減 |
Merit 2 治療費の 負担軽減 |
Merit 3 治療時の ストレスの軽減 |
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日ごろから予防を心がけて定期検診に通うことで、虫歯・歯周病のリスクを大幅に軽減でき、天然歯の寿命を延ばすことができます。 | 虫歯や歯周病が悪化すればするほど、治療は難しくなり、治療費も増します。もしインプラント治療などをすることになれば、大きな費用が必要です。予防は、それらの費用負担を軽減します。 | 治療を不要にできたり、また初期に終えられたりすれば、治療時間や処置による痛みなども少なくてすみ、ストレスを軽減することができます。 |
予防歯科メニュー
定期検診
お口の中の状態は日々変化しています。そこで定期的に歯科医師のチェックを受けることが必要です。併せて専門的な予防処置を行い、健康な状態を維持しましょう。
PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)
毎日きちんと歯みがきをしているつもりでも、どうしても汚れが残ってしまいます。そこで歯科の専門家による専用器具を用いたクリーニングを行い、汚れをすみずみまで取り除く「PMTC」を行い、予防につなげます。
歯みがき指導
歯並びや歯の大きさなど、お口の中は一人ひとりまったく異なります。そのため歯みがきも、それぞれに合った方法で行わなくてはなりません。口腔衛生の専門家である歯科衛生士が、お口の状態をふまえた正しい歯みがきを指導します。
フッ素塗布
歯質を強化する効果を持つフッ素を、歯の表面に塗布して虫歯菌への抵抗力を高める処置です。虫歯の予防につながるだけでなく、ごく初期の虫歯であればこれによって治癒が期待できるケースもあります。子どもにも大人にも効果的な処置です。
定期検診のすすめ~メンテナンスが重要です~
虫歯・歯周病は「一度治療をしたらすべて終わり」ではありません。そもそも虫歯や歯周病になったのには原因があり、そのままにしていればあっという間に再発してしまいます。そこで、治療後にも定期検診でメンテナンスを受けることが必要です。
再発して治療を重ねれば、歯や歯ぐきはダメージを受け続けていずれ歯を失ってしまいます。そうならないよう、治療後には定期検診を欠かさず受けましょう。